tetsuです。
私の実家は浄土真宗大谷派なので一般的だと思いますし、私自身は多くの日本人と変わらない宗教感を持っていると思います。でも、令和2年に佐々木閑先生がyoutubeで教えてくださる原始仏教の教えに出会ってからは、釈迦牟尼ブッダの(原始仏教での)教えを強く信じるようになりました。まぁ、佐々木先生も『仏教哲学の世界観』と題されているように、宗教というよりは哲学だと感じていますが。
たぶん4~5年前だと思いますが、親として子供たちにどのように道徳教育をしたら良いのか分からずにいて、「何かしなければ」と思っていました。その時と原始仏教を知りはじめた時期がちょうど重なっていたので、原始仏教の教えを子供たちにも理解してもらう取り組みを始めました。今でも毎週末に1回やっていますので、やり方を紹介します。我が家では「ブダる」と言っています。

①上の4冊の本から子供たち2人がそれぞれ1節を選びます
②上の子が、自分で選んだ1節を音読します
③上の子がその1節に関する感想を言います
④下の子⇒kumi⇒tetsuと順に感想を言います
⑤下の子が、自分で選んだ1節を音読します
⑥下の子がその1節に関する感想を言います
⑦上の子⇒kumi⇒tetsuと順に感想を言います
ルール
●発言が終わったら本を次の人に回していく
●本を持っている人だけに発言権がある
●本を持っていない人は黙って聞く(発言しても相槌や質問への回答にとどめる)
●発言は基本的に否定しない
●「難しくて分からない」とか「ない」でも良い
例えば今日は上の子が黒い本の「①自分自身に勝つ」を選びました。内容は次のとおりです。
『戦場において100万人に勝ったとしても、ただ1つの自分自身に勝つことのできる者こそが、最高の勝者である。』
これに加えて解説の文章も音読して、みんなで意見を言い合います。
今日の私の意見は「欲深く見える人ほど、いつも自分と他人を比べているように見える。おそらく自分に自信がなくて、他者に支配されたり、虐げられたり、馬鹿にされたり、そういうことを潜在的に恐れているのだろう。だから、他者より優れていることを見せつけるように高級品を身に着けたり、聞かれてもいないのに、自分が優位に立てそうなことをワザワザ話すのだろう。我が家では、他人に勝つことで安心するより、自分に勝つことで自分を磨き続けて、周囲の人と協調して生きて欲しい。その方が苦しみから逃れられると思うしね。」って感じで話ました。私の発言は毎回長いです。
こんなことをずっとやっているので、昨日も泉涌寺で書いてあった一句の出典が『法句経』とあるのを見た下の子が「ダンマパダやね」って言っていました。『経集』がスッタニパータといって、この2つのお経が釈迦牟尼ブッダが直接説いた(と考えられる)最古の教えだと言われているようです。
子供に正しいことを教えようとして始めましたが、親であるkumiと私も本当に良い勉強になっていると思います。知れば知るほど世間一般の感覚からはズレてしまうと感じていきますが、出来る限り苦しみから離れて生きていくためには基本となる考え方だと確信しています。

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